子育て支援センターで泣きそうになった話
我が家から徒歩2分のところに、子育て支援センターがあります。
毎週水曜日が0歳児の赤ちゃんクラスで、息子の時から時間があるときは楽しみに通っています。
昨日、支援センターに出かけると、娘が初めて行った時に取ってもらった手形、足形の記録を先生が持ってきて下さいました。
息子の時からお世話になっている先生。
4月に引っ越してこの町を去ることを伝えました。
すごく驚いてらして、新しい保育園のことなど色々話しているうちに、仕事戻るの大変ねぇ、ちゃんと寝られてる?という話しに。
初めは苦笑いで、娘が全然寝てくれなくて、30分から1時間おきに起きるし、2時間続けて寝たことなんてないです、なんて明るく話していたんだけど、昼間は?寝られる?ストレス溜まってない?誰か愚痴とか言える人いる?と色々気遣っていただいて。
大変なのはみんな同じですから、と明るく答えてたんだけど、先生が「同じじゃないよ、寝てくれない子の辛さは寝てくれない子のお母さんしかわからないから」と言ってくださって。
「辛さは同じじゃない」という言葉にハッとして、思わず泣きそうになりました。
そうなんだ、同じじゃないんだ。
支援センターやベビーマッサージで会ったお母さん達に話を聞くと、寝てくれる子もいれば寝てくれない子もいる。
寝てくれる子の話を聞くと、いいなぁ寝てくれて、と思っていたけど、それに対して我が子は…と思うことはなかった。
これがこの子の個性なんだから、と思っていた。思おうとしていたのかな。
2人目だし、子育てが辛いなんて言えない、自ら選んだ高齢出産で体力がなく辛いなんて言えない、そう思い込んでいた。
知らないうちに気を張って子育てしていたんだろうな。
そんな強がりを剥がされたような気がして…。
そういう時に優しい言葉をかけられて、元々涙脆い私は泣きそうになった。
やっぱり夜、寝られないのは辛い。
昨日も寝かしつけに2時間かかった。
その後、お風呂で髪を洗っていたら娘の泣き声。さっきから1時間も経っていない。
さっと上がって髪をタオルで巻き、乾かさないまま寝かしつけ。
抱っこで寝かせようと思ったけど、奇声をあげて大泣きするので、落ち着かせるためにオッパイを咥えさせる。
寝たかな、と思ってそーっとベッドに置いたら、足をバタンとさせて泣いて起きる。
この後、髪を乾かしてアイロンかけたかったのにな。寝かしつけ、また1からやり直しだよ…。
こんな毎日。
私、やっぱり辛かったのかもしれない。
でも、頑張ってるよ。
そう、私は頑張ってるんだ!
先生に話を聞いてもらって、自分が当たり前だと思っていたことが、頑張ってることだってことに気付けたんだ。
こんな素敵な先生がいる支援センターにもう行けなくなるのは寂しいな。